渡辺雄太「連敗なら代表ホームを脱ぐつもり」バスケットW杯へ悲壮な覚悟

 NBAでプレーするバスケットボール男子の渡辺雄太(サンズ)が15日、都内で取材に応じた。8月25日開幕のW杯(沖縄ほか)に向けて5日前に帰国し、28日から日本代表に合流予定。日の丸を入れた特注シューズも披露したが、19年W杯で5連敗、21年東京五輪で3連敗と世界大会で黒星が続いているだけに「今回も連敗するようなことがあれば代表のユニホームを脱ぐつもりでいる。チームをパリ五輪に連れて行けなかったらもう代表選手でいる資格はない」と代表引退も辞さない悲壮な覚悟を示した。

 この日は自身が主催したイベントで、都内の高校生40人に一流の技術や考え方を指南した。「現役NBA選手のうちに1回はやりたかった。純粋にバスケを楽しんでいる高校生を見て初心に返って、逆にパワーをもらった」と笑顔で語った。

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