NBAから合流の渡辺雄太、W杯全敗なら代表引退も覚悟「今回は懸けている」特注の日の丸シューズも披露「責任果たさないと」

 都内で自身の主催イベントを行った渡辺雄太
 特注で日の丸を入れたという渡辺雄太のシューズ
2枚

 米プロバスケットボールNBAでプレーする渡辺雄太(28)=サンズ=が15日、都内で高校生向けのバスケットボールクリニックを主催した。日本代表には今月28日から合流する予定で、8月25日開幕のW杯(沖縄ほか)出場に意欲を示しているが、「今回も連敗するようなことがあれば代表のユニホームを脱ぐつもりでいるし、それくらい今回の(W杯)代表には懸けてるものがある」と悲壮な覚悟を明かした。

 この日は、契約しているナイキに特注で作ってもらったという日の丸入りのシューズを披露。その思いについて、16歳で代表デビューしてからの13年を振り返り、「(日本代表は)プレッシャーもある中で、懸ける思いも強いし、日の丸を背負っている以上、軽いことはできない」と明かし、「自分がリーダー的な立場としてチームを勝たせる立場になっていて、(19年)中国W杯では5連敗して、(21年)東京五輪では3連敗と続いている。中心でやっていかないといけない選手として責任を果たさないといけない」と代表引退も辞さない強い決意を示した。

 W杯では24年パリ五輪出場権も懸かる。チームの大黒柱は「勝てない選手がずっと上に居続けてもしょうがないので、早く世代交代できるならやってしまった方がいい。若いいい選手が出てきているので、今年のチームをパリ五輪に連れて行くことができなかったら(自分は)もう代表選手でいる資格はないくらいの気持ちでいる」と胸の内を明かした。

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