八村塁 レーカーズと3年73億円で再契約 渡辺はサンズと合意

 米プロバスケットボールNBAで制限付きフリーエージェント(FA)になっていた八村塁(25)が、レーカーズと3年総額5100万ドル(約73億4400万円)で再契約に合意したと6月30日、スポーツ専門局ESPNが報じた。ネッツからFAの渡辺雄太(28)はサンズと合意したとAP通信が伝えた。NBAはこの日からFA選手の交渉が解禁された。

 FA交渉解禁初日に日本勢の来季去就が決まったと報じられた。八村はレーカーズ残留で、渡辺は新天地サンズに。早期決着はチーム編成の上で重要な戦力と見なされている証しで、2人への高評価と期待の大きさを表す結果と言えそうだ。

 レーカーズは昨季の開幕直後は不振で白星が伸びなかった。トレード期限前に八村らを加えたことで戦力が整い、上昇気流に乗った。特に八村はプレーオフでの活躍が鮮烈だった。ジェームズら看板選手との息も徐々に合い、チームに欠かせない存在になった。

 渡辺のサンズにはデュラントやブッカー、トレード加入のビールら実力者がそろう。3点シュートや守備が武器の渡辺は、献身的なプレーも持ち味。昨季はそのデュラントら大物選手と抜群の連係を披露した。スター軍団で潤滑剤として機能できることは証明済みだ。

 レーカーズは昨季西カンファレンス決勝まで勝ち進み、サンズは2020~21年シーズンにNBA決勝進出を果たした。ともに西の覇権を争うチーム同士で、プレーオフで初の日本人対決にも期待が膨らむ。

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