錦織圭 復活V「これ以上望めないくらいの結果」 1年8カ月ぶりでいきなり5試合勝ち抜いた

 復帰戦で優勝し、トロフィーを手に笑顔の錦織圭
 シングルス決勝でプレーする錦織圭
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 「テニス・カリビアン・オープン」(18日、米自治領プエルトリコ)

 故障による長期離脱から復帰した錦織圭(33)=ユニクロ=が下部ツアー大会で優勝を果たした。決勝で、予選を勝ち上がった19歳のマイケル・ゼン(米国)に6-2、7-5でストレート勝ちした。昨年1月に股関節の手術を受け、その後に右足首も負傷し、2021年10月以来の大会出場。1回戦から決勝まで5試合を勝ち抜き、復活を印象づけた。

 錦織は空に向かって両拳を突き上げた。33歳になった元世界ランキング4位は、大粒の汗を流しながら、感慨に浸った。「これ以上望めないくらいの結果が出た」。1年8カ月ぶりの大会出場で復活優勝を遂げた。

 第1セットは主導権を渡さず、第2セットも5-2とした。ところが、頂点を目前に体が硬くなり、ショットにミスが続き、3ゲーム連続で落とした。それでも、2ゲーム連取でけりをつけ「久しぶりに胸がふつふつとなった」と振り返った。

 昨年1月に手術を受けた股関節、リハビリ中に痛めた右足首の不安を払拭した。全盛期をほうふつさせる運動量、コートの隅を射抜く巧みなバックハンド…。「ちょっとびっくりした」と自分でも驚く好内容だった。「しっかりリハビリ、トレーニングを1年間続けてきたおかげ」と誇った。

 「1試合勝つのに何大会もかかると想像していた」中、復帰戦で5試合を勝ち抜いた。昨年10月17日付から外れていた世界ランクには492位で帰ってきた。今後は下部ツアー大会2試合をこなし、7月下旬にもツアー復帰する。

 その先には見据えるのは、14年に準優勝した全米オープン(8月28日開幕)出場。世界をまたにかけてきた実力者は「もっともっとレベルを上げていきたい」と完全復活を誓った。

 ◆錦織 圭(にしこり・けい)1989年12月29日、島根県松江市出身。5歳でテニスを始め、13歳から米国の名門アカデミーに留学。07年に17歳でプロ転向した。08年に日本男子で松岡修造に次ぐ2人目のツアー優勝。14年の全米オープンでは、四大大会シングルスで日本選手初の準優勝を果たした。16年リオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得。21年東京五輪ベスト8。世界ランキングの最高は4位。178センチ。

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