山中亮平「集大成」のラグビーW杯 今大会での代表引退を明言、経験を「積極的に伝えたい」

 ラグビー日本代表が13日、一部分を除く非公開で千葉・浦安合宿を行った。取材に応じたFB山中亮平(34)=神戸=は、9月に開幕するW杯フランス大会を「集大成でラスト」と位置づけ、改めて今大会限りでの代表引退を明言。最後にジャパンを頂点に導く覚悟を示した。

 19年日本大会では全5試合に出場し、初8強入りに導いた。その後も定位置を確保し、昨年7月のフランス戦では2トライの活躍。今季のリーグワンでも全試合に出場するなど、34歳を迎えても進化を続けた。それでも「(次の)4年後は考えられない」と決断した。

 だからこそ、自らのことだけでなくバックス最年長としての役割も自覚している。「経験は若い選手よりもある」と自負し「積極的に伝えたい」。すでに初招集の木田からは練習について質問を受けるなど、惜しみなく次世代に引き継いでいく。

 7月に国内5試合、W杯直前に欧州で1試合、そして本大会では最大7試合。「あと十数試合」と、自ら残りの代表戦を数えた。「来年は(日本代表で出ることが)ないと思うと、より力が出ます」と勝利のために全てを懸ける。

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