サニブラウンが余裕の走りで今季自己ベスト10秒13「スイッチまったく入ってなかった」も全体1位で準決へ
「陸上・日本選手権」(3日、ヤンマースタジアム長居)
男子100メートル予選が行われた。前日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(24)=東レ=が今季自己ベストの10秒13(追い風1・2メートル)をマークし、3組1位で準決勝進出を決めた。
スムーズなスタートから序盤でトップに立つと、そのまま抜けだし、最後は流して余裕の走りをみせた。「いい刺激だった。今日は刺激の日ですね。スタートは反応遅れたかなと思ったけど、とりあえずオーケー。今日はスイッチがまったく入ってなかったので、明日からいきたい」と、準決、決勝が行われる4日を見据えた。
柳田大輝(東洋大)が10秒19(追い風0・2メートル)で2組1位、東京五輪代表の小池祐貴(住友電工)が10秒27(追い風0・7メートル)で4組1位、自己ベスト10秒02の坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒33(追い風0・2メートル)の7組2位で順当に予選を突破した。




