張本智和 シングルスはメダル獲得ならず 世界5位の中国選手と大激戦も惜敗 8強で終戦

 準々決勝でポイントを奪われ悔しがる張本智和
 準々決勝で第3ゲームを奪い、雄たけびを上げる張本智和
 準々決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする張本智和
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 「卓球・世界選手権」(26日、ダーバン)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク4位の張本智和(19)=智和企画=は、同5位の梁靖崑(中国)に2-4で敗れた。17年大会と並ぶ8強で終わり、日本勢44年ぶりのメダルにはあと一歩届かなかった。

 最後の1点を失うと、張本は頭を抱えて悔しがった。中国4番手の強敵と全ゲーム壮絶な打ち合いとなった大激戦。しかし、惜しくも力及ばなかった。

 第1ゲームは11-13で先取ならず、第2ゲームは8-11で落とした。ただ、第3ゲームは競り合いながら14-12でもぎ取ると、第4ゲームもジュースの接戦から16-14と連取し同点。しかし、勝負の第5ゲームは9-11で落とすと、第6ゲームも11-9で力尽きた。

 張本は13歳で初出場した17年大会で、いきなり8強入りの快進撃を見せた。以降は振るわず、早期敗退が続いていたが、昨年は世界選手権団体戦で中国トップ選手から2勝を挙げて見せた。来月には20歳の誕生日を迎えるエースは「10代最後の国際大会なので、1番の目標は水谷選手を超えること。世界卓球のメダルを取って証明したい」と意気込んでいたが、惜しくもあと一歩届かなかった。

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