朝阪神は無念の負け越し「反省してまた頑張ります」 猛虎の好調励みに来場所巻き返し誓う

 上手投げで常川(上)に敗れた朝阪神(撮影・開出牧)
 常川(右)に上手投げで敗れる朝阪神(撮影・吉澤敬太)
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 「大相撲夏場所・13日目」(26日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする東三段目74枚目の朝阪神(高砂)は常川(荒汐)に敗れて無念の負け越し。3勝4敗で今場所を終えた。相手に素早く右上手をひかれ、思い切りのいい上手投げを決められた。「思い切って当たって、前に出ようと思ったけどダメだった」と肩を落とした。

 勝ち越しに王手をかけてからの2連敗で負け越し。馬力を生かした押しが武器だが「最近あまり良くない。相手を持っていける感じがしない」という。今年はまだ勝ち越しがないだけに「名古屋場所はしっかり持っていける感覚を戻したい」と危機感をつのらせた。

 大阪府泉大津市出身。幼い頃からプロ野球・阪神の大ファンで、18年春場所で朝塩本から改名した。愛する猛虎は貯金14でセ・リーグ首位を快走中。「外国人もいいし、佐藤輝明選手やクリーンアップも打ってくれる」と戦いぶりを励みにしている朝阪神。「反省して、しっかり切り替えて、また頑張ります」と巻き返しを誓っていた。

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