朝阪神 2連勝で勝ち越し王手 猛虎も首位快走で気合十分「自分もあと2番頑張ります」

 「大相撲夏場所・9日目」(22日、両国国技館)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする東三段目74枚目の朝阪神(高砂)が3勝目を挙げ、勝ち越しに王手をかけた。東輝龍(玉ノ井)に対して激しく当たると、おっつけてそのまま押し出し。持ち味の出足を生かした内容に「やっと前に出て押し出しで勝てた」と顔をほころばせた。

 今場所は1番相撲から黒星、白星が交互についていた。これで初の連勝とし「流れが悪かったので断ち切りたかった」と笑み。一方で「先場所も勝ち越し王手から負け越したので、気を抜かないように」と自らに言い聞かせた。

 大阪府泉大津市出身で、幼少期からプロ野球・阪神の大ファン。18年春場所で朝塩本から改名した。貯金11で首位を走る猛虎の戦いぶりも「独走したいけど、DeNAが落ちないですね」としっかりチェック。「自分もあと2番頑張ります」と気合を入れた。

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