朝乃山が初日から5連勝 碧山を押し出し圧倒 9場所ぶり再入幕も順調勝ち星 体調も万全「ぐっすり眠れている」
「大相撲夏場所・5日目」(18日、両国国技館)
東前頭14枚目の朝乃山(高砂)が碧山(春日野)を押し出しで下し、初日から5連勝を決めた。
立ち合いから鋭く踏み込んだものの、碧山は左を固めて右を差せず。それでも、突き手を払いながら足を運んで攻め立てた。自身より一回り大きい相手に圧力勝ちし、「相手が左を固めてくるのが見えて、右は差せないと思った。碧山関は引きがうまいのは頭に入っていた。考えすぎると足が出なくなるので、前に持っていく気持ちで取れた」と振り返った。
9場所ぶりに再入幕を果たした今場所で、序盤は無敗と順調に勝ち星を積み重ねている。この日も東京は連日の最高気温30度超えと真夏日が続くが、「(夜は)ぐっすりと眠れているし、食事も取れている。あとは気持ちの問題」と体調面も問題ない様子だった。

