関脇霧馬山が初優勝 結びの一番、優勝決定戦で大栄翔を連破 悲願の初賜杯 来場所は大関取り

 霧馬山(右)は突き落としで大栄翔を下し初優勝を決める(撮影・山口登)
 霧馬山(右)は突き落としで大栄翔を下し初優勝を決める(撮影・山口登)
 霧馬山(右)は大栄翔を下し優勝決定戦に持ち込む(撮影・山口登)
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 「大相撲春場所・千秋楽」(26日、エディオンアリーナ大阪)

 12勝3敗同士による優勝決定戦で関脇霧馬山(陸奥)が小結大栄翔(追手風)を突き落としで下し、初優勝を飾った。物言いがついたものの、軍配通りに霧馬山の勝ちとなった。

 本割の結びの一番で3敗の霧馬山は、2敗で単独トップだった大栄翔を突き落としで下し、12勝3敗で並び、優勝決定戦に持ち越んだ。

 霧馬山は7日目までに3敗を喫したが、その後、怒とうの8連勝で、優勝決定戦に持ち込み、初の賜杯を手にした。

 霧馬山は先場所11勝に続き、今場所も12勝。来場所、大関昇進が懸かる。

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