友野一希は92・68点「楽しさ半分悔しさ半分、100点いけた」山本草太はミス続き得点伸びず

 着氷をこらえる山本草太(撮影・堀内翔)
 友野一希の演技(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、さいたまスーパーアリーナ)

 男子ショートプログラム(SP)が行われ、前回大会6位の友野一希(24)=上野芝スケートク=は92・68点で7位発進につけた。初出場の山本草太(23)=中京大=は75・48点で17位だった。

 友野は冒頭の4回転-3回転の連続トーループを3・26点の加点がつく出来栄えで着氷。4回転サルコーは軸が崩れ転倒だった。演技後半のトリプルアクセルは着氷。アップテンポなプログラム「ハッピー・ジャズ」に合わせて場内を大きく沸かせた。今季自己ベストを更新する得点だった。

 演技後は「サルコーは気づいたら地面でビックリした。(4回転-3回転は)歓声が聞こえて、今までの競技人生で一番気持ち良かった。楽しさ半分、悔しさ半分」と回顧。「あの転倒でよく92点出たな~、いやもう100点いけた」と悔しげに振り返った。

 「イエスタデー」を演じた山本は、冒頭の4回転トーループでお手つき、続く4回転サルコーは耐えながら着氷した。スピンで体勢を崩す場面も見られ、演技後半のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒。自己ベスト96・49点には遠く及ばず「初めての世界選手権。思い切っていける立場だったけど緊張感や難しさがあった。自分の弱さが今日もでてしまった」と話した。

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