“かなだい”が本番リンクで調整 高橋大輔「緊張してますけど、ワクワクもしてます」

本番リンクで練習を行った村元哉中、高橋大輔組(撮影・堀内翔)
 本番リンクで練習を行った村元哉中、高橋大輔組(撮影・堀内翔)
 本番リンクで練習を行った村元哉中、高橋大輔組(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(22日開幕、さいたまスーパーアリーナ)

 21日は公式練習が行われ、アイスダンスで22年四大陸選手権銀メダルの村元哉中(30)、高橋大輔(37)=関大KFSC=組が本番リンクで調整した。

 “かなだい”が氷の感触を確かめた。リズムダンス(RD)の曲かけでは観客が手拍子を送る中でアップテンポな曲に合わせて演技し、盛り上げた。ステップの最中で高橋が転倒し、その後はステップを入念に確認した。

 高橋は「緊張してますけど、ワクワクもしてます」と笑顔。「今日の朝の練習はすごく感触もよくて、非常に落ち着いて楽しくできました」と手応えも示した。

 高橋はシングル時代と合わせて10度目の世界選手権となる。日本開催の2007年大会では銀メダルを獲得したが、以降は「日本で開催する世界選手権に縁が無かった」と笑う。

 今度はアイスダンサーとして自国開催の大舞台に挑む。高橋は「アイスダンサーとして世界選手権に戻ってくることができた」と感慨深げで、「ここに戻ってくるために、そういう所が縁がなかったのかな。そういう意味だったんだなと思うような世界選手権にしたい」と力を込めた。

 “かなだい”として初出場した前回大会は16位。今大会では10位以内を目標に掲げているが、村元は「自分たちの100パーセントの演技を出さないとそこの立ち位置にいけない。あんまり順位は考えないようにしてます」と、気負わずにいる。

 3日に村元が30歳の誕生日を迎え、16日に高橋が37歳の誕生日を迎えた。高橋は「30代でーす!」と笑顔。RDは24日。進化を続ける“かなだい”が世界の舞台に挑む。

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