阿武咲が両膝の半月板損傷で休場 8日目まで4勝4敗 親方「痛いと言う方ではないが『痛い』と」
「大相撲春場所・9日目」(20日、エディオンアリーナ大阪)
東前頭4枚目の阿武咲(26)=阿武松=が休場した。日本相撲協会に「両側内側半月板損傷、右陳旧性後十字じん帯損傷のため、約2カ月間の精査・加療が必要となる見込み」との診断書を提出した。休場は昨年夏場所以来通算5度目。8日目まで4勝4敗だった。
師匠の阿武松親方(元幕内大道)によると、もともとあった両膝の痛みが場所中に悪化。遠藤に敗れて3連敗となった8日目の取組後、本人から休場の申し出があったという。同親方は「あまり痛いと言うタイプじゃないが、痛いと言っている」と説明。本人は再出場を希望しているが、今後については状態を見て、師匠が判断する。
9日目の対戦相手、北勝富士は不戦勝となる。
今場所の十両以上の休場者は、横綱照ノ富士、大関貴景勝に続いて3人目。





