幕内最軽量の小兵・翠富士が8戦全勝で単独首位ターン 碧山のかち上げに口内出血もめげず「何とか」 横綱照ノ富士から「あるな」

 碧山を下し、勝ち越しを決めた翠富士
 碧山(左)を攻める翠富士。寄り切りで下す
 碧山を寄り切りで下す翠富士(右)=撮影・北村雅宏
3枚

 「大相撲春場所・8日目」(19日、エディオンアリーナ大阪)

 平幕翠富士(伊勢ヶ浜)は碧山(春日野)を寄り切りで下し、唯一の無敗をキープ。初日から8連勝で、勝ち越しを決めた。

 幕内最低身長171センチ&最軽量117キロの翠富士は、巨漢の碧山から強烈なかち上げを食らったが、口の中を切りながらも粘り強い相撲で勝ちきった。NHKのインタビューでは「(中日勝ち越しは)ストレートで勝ち越すのは初めてなんですごくうれしいです。(かち上げは)前やった時も突っ張られて、すごい口の中が切れて痛いんで、嫌だなという気持ちだったんですけど、何とか勝てました。前に出れているのがいいのかなと。(横綱照ノ富士から)すごい連勝してるので、『(優勝が)あるな』と言ってくれてるんですけど、でも、なんだかんだ無理だろうなと、冗談まじりに話してます。とにかく1番1番勝てるようにしたい」と、充実した表情で振り返った。

 小結大栄翔(追手風)は阿炎を下し、1敗をキープ。前日に翠富士に敗れた高安(田子ノ浦)は、平戸海(境川)に寄り切られて連敗となった

【8勝】翠富士

【7勝1敗】大栄翔

【6勝2敗】高安、遠藤、琴ノ若、金峰山、正代

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス