逆転の埼玉!リーグワン開幕11連勝 後半13分間で4連続トライ猛攻で連続無敗「44」
「ラグビー・リーグワン、東京SG29-41埼玉」(11日、秩父宮ラグビー場)
3試合が行われ、首位の埼玉は東京SGに41-29で逆転勝ちし、開幕11連勝とした。前半はノートライに抑えられたが、後半に4連続トライを含む5トライで快勝した。東京SGは2連敗(8勝3敗)。東京ベイは静岡に40-27で勝利し、9勝1分け1敗。トヨタは花園に62-24で大勝し、5勝目(6敗)を挙げた。花園は開幕11連敗となった。
逆転の埼玉は今季も健在だった。10-24とリードされた後半13分からフランカー、ボーシェーのトライを皮切りに同20分のFB山沢拓の逆転トライを含む4連続トライを13分間で奪った。大逆転勝利で開幕11連勝だ。
昨季は実施した公式戦16試合中5試合、今季は11試合中3試合が後半での逆転勝利。前半を3-17とリードされて折り返したが、主将のフッカー坂手は「どう自分たちのラグビーを続けられるか」と焦りはなかった。
10-17の後半6分には、堀江やミラーら日本代表クラスの選手が同時投入されFW第1列は総入れ替え。坂手は「違いを見せてくれる(控えの)16から23番の選手が僕らにはいる」と強度が落ちるはずの後半こそが強みで絶対の自信を持つ。
2試合ぶり復帰のSO松田は全6本のキックを成功させ、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。公式戦連続無敗も44(不戦敗を除く)に伸ばした。「負ける準備はもちろんしない。おごることなくひたむきにやる」。負けない埼玉は今季も続く。