ラグビーW杯まで半年 混戦V争い 世界2位・開催国フランス有利か
9月8日のラグビーW杯フランス大会開幕まで、あと半年。混戦の優勝争いは開催国フランスが有利か。昨年は欧州6カ国対抗を制し、無敗で連勝新記録を14まで伸ばした。世界ランキングは2位でSHアントワーヌ・デュポンを中心に連携のとれた攻撃を展開する。
今季の欧州6カ国対抗でフランスの連勝を止めたのが、現在世界ランキング1位のアイルランド。日本に敗れた2019年W杯1次リーグでは不在だった通算100キャップを超える37歳のSOジョナサン・セクストンがリードし、W杯初制覇を狙う。
日本と同じ1次リーグD組で前回準優勝のイングランドは昨年12月にエディー・ジョーンズ監督を解任。そのジョーンズ氏とともに15年大会で日本を率いたスティーブ・ボーズウィック氏が就任し、W杯までに立て直しを図る。
イングランドを解任されたジョーンズ氏だが、母国・オーストラリアの指揮官に就任。1999年大会以来6大会ぶりの優勝を託された。
過去3度Vのニュージーランドは昨季、世界ランキングで過去最低の5位へ転落したが、現在は3位まで復調。2大会ぶり史上最多となる4度目の戴冠を目指す。
前回王者の南アフリカは日本のリーグワン1部・横浜でプレーするSHファフ・デクラークがけん引し、連覇&史上最多4度目の頂点を狙う。




