強すぎ埼玉 盤石開幕9連勝でガッチリ堅首 38点差で敵地の神戸ファン沈黙
「ラグビー・リーグワン、神戸10-48埼玉」(26日、神戸ユニバー記念競技場)
埼玉が神戸を48-10で退け、開幕から無傷の9連勝とした。10-7で前半を折り返し、後半に5トライを奪った。神戸は4勝5敗。東葛は相模原に33-26で競り勝ち、初戦以来となる2勝目(7敗)を挙げた。相模原は3勝1分け5敗。
安定の強さだった。埼玉が唯一の開幕9連勝で首位をキープ。主将のフッカー坂手は「我慢強くディフェンスできたことがよかった」とうなずいた。
前半は自陣5メートルライン以内に何度も攻め込まれながら耐え、攻撃ではFB山沢の隙を突いたドロップゴールで10-7と僅差のリード。後半には地力の差を見せ、フッカー堀江が2トライなど最終的に38点差で敵地の神戸ファンを沈黙させた。
20年から続く公式戦無敗記録も42とした。顔面にハイタックルを受けて後半20分に退いたSO松田だが、試合後は問題ない様子で報道陣に対応し「周りの皆さんからすると負けてほしいと思われている。いい準備をして、それに負けない」。次節の今季無敗対決となる東京ベイ戦に目を向けた。



