バスケ男子、あるぞ!W杯本戦“Wユウキ” ホーバス監督「残り10秒で特別なプレー。絶対あり」

 ドリブルで攻め込む富樫
 攻め込む河村
 バーレーン戦で試合を見守るホーバス監督
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 「バスケットボール男子・W杯アジア2次予選、日本95-72バーレーン」(26日、高崎アリーナ)

 W杯アジア2次予選最終戦が行われ、日本はバーレーンに95-72で勝利した。昨年8月のカザフスタン戦から5連勝し、21年11月から始まった同大会の最終成績は7勝5敗となった。

 第4Qでは21年東京五輪代表の富樫勇樹(千葉)と、河村勇輝(横浜BC)の“Wユウキ”が同時にコートへ。ダブルガードに会場からはどよめきが起こった。機動力を生かした早い展開で相手を翻弄(ほんろう)すると、河村が2連続の3点シュートや、積極的な攻めで相手のファウルを誘ってフリースローを獲得。オフェンスに集中できたことで、河村の得点力が生きた布陣となった。富樫は「試合で一緒にプレーすることはないので思わず笑っちゃいました」と話し、河村は「ハンドラーがいると、また違ったオフェンスにフォーカスできる」とうなずいた。

 トム・ホーバス監督はダブルガードの起用に「バーレーンが大きくないからやってみようかなって。あのコンビができるかどうか。よくできたと思う」と手応え。続けて「河村はポイントガードの時にスコアリング(得点する)チャンスはあるけど、パスもいいからいろんな仕事がある。でも富樫と試合に出ると、彼はオフボールのアクションが増える。彼のスコアリングがもっともっとできる」と語った。

 8月に日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアで開幕するW杯本戦での“Wユウキ”起用については「W杯1番2番が小さいチームがないから、長い時間は難しい。でも残り10秒でタイムアウトを取って特別なプレーをつくる時、それは絶対ありです」と示唆した。

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