西山和弥が初マラソン日本最高2時間6分45秒で日本人トップの6位 7位池田耀平も6分台 初マラソンで2時間6分台は日本初

 日本人トップでフィニッシュする西山和弥(撮影・北村雅宏)
 スタートする各ランナーら(撮影・北村雅宏)
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 「大阪マラソン」(26日、大阪府庁前~大阪城公園)

 初マラソンの西山和弥(24)=トヨタ自動車=が初マラソン日本最高記録となる2時間6分45秒で、日本人トップの6位に入った。初マラソンでの2時間6分台は日本人初。昨年の同大会で星岳(コニカミノルタ)が樹立した2時間7分31秒の男子の初マラソン最高記録を上回った。同じく初マラソンの池田耀平(24)=花王=が2時間6分53秒で日本人2位の7位だった。ともにMGC出場権を獲得した。

 1キロ3分ペースで進んだレースは、ペースメーカーが外れた30キロ時点で42人の大集団。国内の招待選手のほとんどが含まれた。30キロを過ぎて海外招待選手が入れ代わり立ち代わり先頭に立ち、集団が広がった。

 35キロ過ぎからは、西山と池田が先頭集団に食らいつき、最後は日本人トップ争いを西山が制した。

 日本人選手は、東京五輪男子代表の服部勇馬(29)=トヨタ自動車、来年のパリ五輪の日本代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=10月、東京)の出場権を持つ定方俊樹(30)=三菱重工=と大塚祥平(28)=九電工、川内優輝(35)=あいおいニッセイ同和損保=らが招待選手として出場した。

 73位に終わった東京五輪以来の国内レースとなる服部勇は、35キロ過ぎに先頭集団から脱落。試合前には「MGCの出場権を獲得することが目標」と話していた。

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