バスケ男子が強豪イランに快勝!代表デビューの19歳大学生・金近が20得点「役割を果たせた」ホーキンソンも鮮烈
「バスケットボール男子・W杯アジア2次予選、日本96-61イラン」(23日、高崎アリーナ)
W杯アジア2次予選が行われ、日本が強豪イランに快勝した。前回対戦で敗れた相手に35点差をつけて圧勝した。
10日に日本国籍取得を発表し、スタメン出場した米国出身のホーキンソン・ジョシュ(27)=信州=が17得点11リバウンドの鮮烈デビューだ。ジャンプボールで競り勝つと、ドライブでゴール下まで切り込み、鮮やかなパスから先制点を演出。3点シュートや、後ろに飛んで相手のディフェンスをかわしながら放つフェイダウェイシュートなど多彩な技を見せ、17得点を記録した。連係も光り、第2Qでは河村勇輝(横浜BC)からのパスを受けて豪快なダンク。リバウンドやスクリーンなど守備でも貢献し、コートの端から端まで懸命に駆け回った。
同じく代表デビューを果たした19歳の金近廉(東海大)も躍動。3点シュートを10分の6と高確率で沈め、チーム最多の20得点を記録した。河村勇輝(横浜BC)は15得点をマークした。トム・ホーバス監督は「練習試合やれなかったからどうかなと思ったけど、あの出だしから最後まで(日本の)バスケができた。よかった。これからもっともっと強くなりたい」と納得の表情。新戦力の活躍には「当たり前です」とにやりと笑った。3点シュートはチーム全体で45・95%。金近については「合宿も最初は緊張していたけど、彼は試合では特別なシューター」と高く評価した。
金近は「シュートが入って、自分の役割を果たせたのでよかった。ホッとしています」と爽やかな笑みを浮かべた。




