同級生〝銀行員コンビ〟高校生ペア下す 徳永大輝・定松裕成組が初優勝

 「卓球・大阪国際招待選手権」(18日、エディオンアリーナ大阪ほか)

 男子ダブルス決勝は徳永大輝・定松裕成組(鹿児島・鹿児島相互信用金庫)が、薜(まさき)史斗・赤尾飛市朗組(石川・遊学館高)を3-1、女子ダブルス決勝は青木優佳・中森帆南組(広島・中国電力)が、篠原夢空・由本楓羽組(大阪・香ケ丘リベルテ高)を3-2で下した。ともに初優勝で、高校生ペアが準優勝と健闘した。

 高校生の勢いを、29歳の同級生コンビが制した。徳永・定松組が初優勝。第1ゲームを僅差で落としたが、「展開は悪くなかった。相手はミスが少なかったので、緩急を意識した」と定松。そこから3ゲームを連続で取り、勝利のガッツポーズを繰り出した。

 ともに早田ひならを輩出した福岡・希望が丘高出身。大学で一度進路を分けたが、同じ鹿児島相互信用金庫に入社し、ダブルスを組んで7年目になる。

 2人とも外回りの営業マンとして9時から17時までの勤務後に練習する毎日。「休んで大会に出させてもらい、会社には感謝している。ハングリー精神はある」と定松が言うとおり、休日前には深夜0時を回ってもラケットを握る日がある。

 また、既婚者の2人はそれぞれパパでもあり「お互い家族のためにも頑張りたい」と徳永。今年の全日本選手権では16強。大阪で初タイトルを手にし、今後は「全日本でベスト8を目指す」と声をそろえた。

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