元小結松鳳山が涙の断髪式「泣かないつもりだったけど、やっぱりきましたね」今後は焼肉店開業を計画

 断髪式で前師匠の荒磯親方のみづえ夫人から声をかけられる元松鳳山
 断髪式で涙ぐむ元小結松鳳山
 前師匠の荒磯親方(右)に止めばさみを入れられる元小結松鳳山(中央)
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 昨年6月に現役を引退した大相撲の元小結松鳳山の松谷裕也氏(39)の断髪式が11日、東京・両国国技館で開かれ、約400人が出席した。前師匠の荒磯親方(元大関若嶋津)の止めばさみで大銀杏(おおいちょう)に別れを告げ「頭が軽くなりましたね。今日からまた新たなスタートが切れる」と晴れやかに語った。

 母・輝美さんにはさみを入れてもらう直前には落涙。「泣かないつもりだったけど、やっぱりきましたね。16年間、大きなケガなく相撲が取れたのは丈夫に産んでくれた両親のおかげなので」と感謝した。荒磯親方のみづえ夫人には「ざっくりいっちゃう?」とジョーク混じりに声をかけられたといい、笑みがこぼれた。

 今後は昨春まで部屋があった千葉県船橋市で焼き肉店の開業を計画。「コテコテの店をやりたい。化粧まわしを飾りたい」と抱負を口にした。

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