ドーピング疑惑のワリエワ 北京五輪団体戦から1年にSP動画投稿「五輪新記録のスコア得た」に反感「恥知らず!」

 フィギュアスケート女子で、ドーピング疑惑に揺れる世界最高得点保持者のカミラ・ワリエワ(16)=ロシア=が7日、自身のインスタグラムを更新した。1年前がちょうど北京五輪団体戦の女子SPの日だったとして、演技の動画とともに「ちょうど1年前、北京五輪が開催され、団体戦に参加し、SPを演じました。五輪新記録となる90・18点のスコアを獲得しました。この日とこの演技はいつも私の記憶に残っています」とつづった。

 コメント欄ではロシアのファンから「私達の誇り」、「米国の選手権も見たが、貴方とは比べものにならない。最高」と称賛の声が寄せられている一方で「恥知らず!信じられない」と批判的な声もぶつけられていた。

 ワリエワのドーピング問題を巡っては、ロシアの反ドーピング機関が「過失はない」とした一方で、世界反ドーピング機関(WADA)は4年間の資格停止を求めて、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴。現在も結論は出ておらず、1年経った今も、この団体戦の順位は確定していない。ワリエワが失格の場合、繰り上がりとなる可能性があるため、2位だった米国、3位の日本にもメダルの授与は行われていない。

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