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阿武咲初Ｖならず「自分が弱かっただけ」一時単独トップも痛恨連敗

　霧馬山（右）に敗れ４敗に後退した阿武咲（撮影・伊藤笙子）
　霧馬山（左）に突き落としで敗れ悔しがる阿武咲（撮影・開出牧）
　霧馬山に突き落としで敗れ、４敗目を喫した阿武咲（撮影・伊藤笙子）
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　「大相撲初場所・１４日目」（２１日、両国国技館）

　トップタイだった平幕阿武咲（阿武松）が小結霧馬山（陸奥）に突き落とされ、痛恨の４敗目（１０勝）を喫した。千秋楽にトップ３敗同士、大関貴景勝（常盤山）－平幕琴勝峰（佐渡ケ嶽）の直接対決が組まれ、阿武咲の初優勝の可能性はなくなった。

　１２日目に単独トップに立ったが連敗でＶ逸。「本当に自分が弱かっただけ。（緊張感に関し）そのへんも含めて自分が弱かった」と繰り返した。

　この日は頭から強く当たった立ち合いも、足がそろったところを相手にいなされて、バッタリ倒れた。「相手がずれた時に足が止まってしまった」と悔やんだ。

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