松田瑞生「大阪の顔」に意欲 エース区間9区でスタンバイ「最後にいるので安心して」

 都道府県対抗女子駅伝の開会式に出席した松田瑞生
 日本陸連副会長・有森裕子氏(左から3人目)らが出席した都道府県対抗女子駅伝の開会式
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 「全国都道府県対抗女子駅伝」(15日、たけびしスタジアム京都発着)

 開会式が14日、京都市内で行われ、オーダーリストが発表された。4大会ぶりに出場する昨年の世界選手権女子マラソン代表、松田瑞生(27)=ダイハツ=は、大阪の9区(10キロ)にエントリー。1万メートルで日本歴代3位の記録を持ち、先月の全日本大学女子選抜駅伝を欠場した群馬の不破聖衣来(19)は、オーダーから外れた。また、兵庫の田中希実(23)=豊田自動織機TC=も欠場する。

 4大会ぶりの出場となる松田は、エース区間の9区を走る。久々の都大路で「大阪の顔として走れることがうれしい」と笑顔。「私が中高生の時はこの大会は憧れの舞台だった。今では憧れられる存在になって感慨深い」と言い、「私が最後にいるので安心して走ってほしい」と後輩たちに呼びかけた。

 昨年9月に一般男性と結婚。今春は結婚後初マラソンも予定しており、今大会直後に合宿に入るという。マラソン調整のさなかでの駅伝となるが、「全力を尽くして走りたい。(若い選手は)気楽に走ってほしい」と頼もしく話していた。

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