玉鷲 無傷3連勝 関取最年長の38歳でも元気いっぱい「楽しくなっている」

 「大相撲初場所・3日目」(10日、両国国技館)

 平幕玉鷲が関脇高安を押し出しで撃破した。関取最年長の38歳が元気いっぱいの相撲で無傷3連勝。4日目は同じく全勝の関脇豊昇龍と対戦する。大関貴景勝は大栄翔を突き落としで退けて2勝目。2桁勝利で大関復帰となる関脇正代は、新小結琴ノ若を押し出して初日を出した。先場所優勝の阿炎は小結明生を押し出して全勝をキープした。

 鉄人は2023年も健在だ。玉鷲は右の張り差しを受けて左四つを許しかけたが、力強くふりほどいて反撃。左おっつけと右のど輪で攻め立て、最後は186センチ、182キロの高安を土俵外に吹き飛ばした。

 衰えなどみじんも感じさせない取り口で3連勝。「張り差しは予想以上に強かったですね」と笑いつつ、「考えてやったんじゃなくて、体が勝手に動いてくれた。すごくよかった」と体の反応のよさに納得顔だった。

 高安との対戦は34度目。初対戦は2012年春場所で、黒星を喫した。高安の大関時代に5連敗したこともあったが、この日の白星で五分に。それを伝え聞くと「よかったです。(34戦と)聞いたら長いと思う。でもやる方は長くない。あっという間」。長く幕内に身を置く自身に少し誇らしげだった。

 61年ぶりの4関脇4小結となった群雄割拠の今場所。23歳の豊昇龍が関脇、25歳の琴ノ若が小結と若手が力をつけているが、その状況こそ38歳の玉鷲にとって大好物。「さらに楽しくなっている」と燃えており、肉体だけでなく精神力も衰えを知らない。

 昭和以降の最年長優勝記録を更新した昨年秋場所は、初日から6連勝。今場所もスタートダッシュは勢いがある。4日目は豊昇龍との待望の全勝対決が組まれた。「まだまだやっていきたい」と語気からも若さがあふれでている玉鷲。昭和生まれの鉄人が今年も場所を盛り上げる。

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