“かなだい”高橋大輔 史上初全日本2冠へRDは世界観一変 偉業で世界選手権切符決める

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(23日、東和薬品ラクタブドーム)

 24日に行われるアイスダンスのフリーダンス(FD)の公式練習が行われ、リズムダンス(RD)首位で初優勝を目指す“かなだい”こと村元哉中(29)、高橋大輔(36)組=関大KFSC=は、FD曲「オペラ座の怪人」を確認した。RDはラテンの曲でキレキレのダンスを見せたが、FDでは一転、優美な世界観を表現する。

 5連覇がかかる小松原美里、尊組(倉敷FSC)に7・74点差をつけ、結成3季目で初の首位発進。高橋はシングルで過去5度、全日本王者になっており、アイスダンスでも優勝すれば、91回目の大会で史上初の快挙となる。ペアでは過去に小林正水、天野真の2人が男子とのダブル優勝を果たしたが、ジャンプがなく2人の同調性や表現力が求められるアイスダンスは、違いがさらに大きい。

 高橋も転向時にリフトがぐらついたりステップで転倒したりと苦心した。しかし、今回のRDではツイズル、リフトとも最高のレベル4を獲得。FDは24日。開幕前に「最高のクリスマスイブにしたい」と意気込んだとおり、史上初の2冠で世界選手権切符を手にするつもりだ。

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