平野歩夢 「兄弟で出る機会は貴重」 電撃参戦の理由語る スケートボート日本選手権

 パーク男子予選に出場した平野歩夢(左)、兄の英樹
 パーク男子予選に出場した平野
 パーク男子予選に出場した平野(左)
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 「スケートボード・日本選手権」(25日、村上市スケートパーク)

 パーク男子予選が行われた。2月の北京五輪スノーボード・ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢(23)=TOKIOインカラミ=が60・83点で、東京五輪以来477日ぶりの実戦を1位通過で飾った。準決勝、決勝は27日に行われる。

 昨夏の東京五輪に出場し、北京五輪では悲願の金メダルを獲得。夏冬両五輪の“二刀流”を達成した。9月には冬の26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪での連覇を目標に掲げた上で、「新たなチャレンジの方向で考えている。できるだけ同じことはしたくない」と“二刀流”継続には消極的な姿勢を示していた。

 その中で今大会に電撃エントリー。経緯については同種目に出場していた兄・英樹の存在を挙げ「(地元・村上で)大会があること。兄弟で出る機会はなかなか貴重な時間。そこがやっぱり決め手になった。これからずっと残る思い出を作りに来ているところはある」と明かした。

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