アメフト立命大・太田郁也 猛虎魂で甲子園目指す 父は元阪神投手、高校先輩に佐藤輝明

 関西学生アメリカンフットボールの立命大が22日、関学大戦(27日・万博)に向けて滋賀県草津市で練習を公開した。DL太田郁也(4年)は優勝して甲子園ボウル(12月18日・甲子園)を目指す決意を語った。

 父・貴氏は元阪神投手で現在はスコアラーを務める。1989年から7シーズンで78試合に登板した。自身も仁川学院高までは野球部に所属して甲子園を目指した。しかし高3の夏の大会で1回戦負けして野球を引退。立命大にはセンター試験利用入試で進学した。「いざ入学してみて、4年間バイトだったりなあなあで終わるのは悲しいと思った。甲子園のあるアメフトで日本一を目指す」と大学入学後に挑戦した。

 高校の2年先輩にあたる阪神・佐藤輝明内野手が他の部員が帰宅した後も一人だけバットを振る姿を見てきた。「陰の努力というか、周りがやっていない時にやるというところを学べた」。それを大学入学後も忘れず、未経験での入部ながら、4年生で出場機会を得た。「(優勝の)可能性が残ったということで、もう一度チームの士気も高まりましたし、もう一段階引き締めて頑張っていきたい」と力を込めた。

 1敗の立命大は6戦全勝の関学大に勝てば、同時優勝となる。同じ1敗の関大も近大戦(26日・万博)に勝てば、3校同時優勝となり、甲子園ボウル出場を懸けた全日本大学選手権・準決勝(12月4日・博多の森)の出場校は抽選に委ねられる。

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