3季目の“かなだい” デビュー戦大会で真価示す「自分たちが納得いく演技を」
「フィギュアスケート・NHK杯」(18日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
開幕前日の17日、試合会場で公式練習が行われた。3季目を迎えた2010年バンクーバー五輪男子銅メダリストでアイスダンスの高橋大輔(36)と村元哉中(29)=関大KFSC=も、本番リンクで氷の感覚を確かめた。
20年大会がデビュー戦だった“かなだい”村元・高橋組が2年間の進化を示す。高橋は「3年目やっていると思っていなかった」と笑うが、10月末にはISU公認大会初タイトルを獲得。「成長を感じられている」と自信は深まっている。今季ベストスコアは出場組中5番手。村元は「自分たちが納得いく演技を」と誓った。番狂わせを起こし、表彰台を狙う。