アイスダンス“かなだい”2年間の歩みと「成長」見せる 20年のNHK杯でデビュー

 前日練習で調整した村元哉中、高橋大輔組(撮影・伊藤笙子)
 前日練習で曲に合わせて調整する村元哉中、高橋大輔組(撮影・伊藤笙子)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(18日開幕、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 公式練習が17日、本番会場で行われ、アイスダンスの村元哉中・高橋大輔組(関大KFSC)は、フリーダンス「オペラ座の怪人」を流して調整した。

 NHK杯は、2020年に2人が初めて出場した大会。「デビューしたときは3年目やっていると思っていなかったですけど」と苦笑いを浮かべた高橋だが「デビュー戦からここまで成長は感じられている。成長を見せられる場所があるのもうれしい」と意気込み。村元も「この2シーズンで成長できたのも実感できているので、早く試合がしたい」と心を躍らせた。

 10月末にはISU公認大会であるデニステン・メモリアルで、初タイトルを獲得。高橋は「優勝ももちろん嬉しかったけど、それよりも、スケートアメリカから修正する時間がない中で、レベルの取りこぼしを改善できたり、少しでもGOEが上がった、その課程がすごくよくできたと感じて。その時はその喜びの方がでかくて」と言う。「帰ってきて、そっか、初めてアイスダンスで優勝なんだって感じた」。順位以上に手応えが大きかったようだ。

 村元は「私自身国際大会での優勝が初めてだったので、すごい新鮮で。君が代を台の真ん中で聴けたのも、特別な感情がありました」と振り返り、今大会へ「今季1つの大きな目標が全日本優勝なので、それにつながる、自分たちが納得いくいい演技がしたい」と力強く掲げた。

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