若隆景が順調 申し合い14勝1敗 兄・若元春も「やっぱり格が違う」舌巻く強さ

 大相撲の関脇若隆景(荒汐)が4日、都内の部屋で稽古を行い、九州場所(13日初日、福岡国際センター)へ順調な仕上がりを披露した。幕内若元春、十両荒篤山との申し合いでは14勝1敗。「しっかり前に出ようと思って稽古した。あと1週間ちょっとなので、しっかり稽古していきたい」と話した。

 秋場所は11勝。今年は春場所で初優勝を飾るなど成長を示した。「良い相撲を取って1年締めくくりたい。上(大関)を目指すうえでは2桁というのが重要になってくると思う。そこを目標にしっかりやっていきたい」と2桁勝利への意欲をにじませた。

 兄の若元春は申し合いで3勝9敗だった。弟の強さに「やっぱり格が違う」と舌を巻きつつ「自分の形、左四つでは勝負できるのかなと。あとはそこまで持っていければというところ」と手応えも。秋場所は10勝を挙げ、東前頭4枚目で臨む九州場所は上位総当たりとなる。「星うんぬんよりは、また相撲の内容を意識して取っていけたら」と抱負を口にした。

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