ロコ・ソラーレ 世界選手権出場枠を獲得 藤沢五月「最低限の責任果たせた」
「カーリング・パンコンチネンタル選手権」(2日、カルガリー)
1次リーグが行われ、女子日本代表で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが5勝1敗として4位以上を確定させ、5位以上に与えられる来年の世界選手権の出場枠を得た。ブラジルに11-2、オーストラリアに11-1で大勝し、5日の準決勝進出を決めた。
ブラジル戦は有利な後攻の第2エンドで3点を先制し、ペースを握った。オーストラリア戦は第1エンドから5エンド連続で得点し、圧勝した。
危なげなく来年3月の世界選手権出場枠を日本にもたらした。1次リーグ2試合を残しての余裕の切符獲得となったが、スキップの藤沢五月は「日本代表として最低限の責任は果たせたかなと思う」とほっとした表情を見せた。
格下のブラジル、オーストラリアに複数得点を与えるエンドは一度もなく、実力差通りに圧勝した。ただ、五輪銀メダルのチームにとってはまだまだ通過点。強豪カナダや1次リーグ初戦で敗れた米国との優勝争いへ向け藤沢は「もう1ギア、2ギア上げて、残りの試合をこなせるように頑張りたい」と笑顔で意気込んだ。



