フィギュアスケート男子バンクーバー五輪代表で、プロスケーターの織田信成氏（３５）が１日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで現役復帰することを明かした。

　織田氏は「やせたんじゃないかと言われていましたが、実は今度、大会に出る予定でして。国体予選に出ます。国体本戦の大会なので、国体に出るための予選に出ます」と報告。続けて、「それに出るために９月に、スケート連盟のほうに、現役に戻ることになるので復帰届を出して連盟登録をした。そこから国体にまず出場できるよう、２週間後なので。１２日とかなんです、試合が。それに向けて頑張りたい」と、決意を示した。

　織田氏は現役復帰の理由についてアイスショーでの自身の演技に納得いかなったとし、「このままじゃあかん。筋力的にもあげていかないといけない。目標が欲しかった」と説明。しっかりトレーニングを積む覚悟を固めるため、決断したという。

　織田氏は１０年バンクーバー五輪で７位入賞。１４年のソチ五輪出場を逃した後、現役引退を表明した。