バド・わたがし 初優勝ならずも2週連続準V「2位もすごいんだぞ」

 混合ダブルスで優勝したデチャポン・プアバラヌクロ(左端)、サプシリー・タエラッタナチャイ組と写真に納まる渡辺(右端)、東野組
 ポイントを許した渡辺(右)、東野組
 タイのペアに敗れた渡辺(上)、東野組
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 「バドミントン・ジャパン・オープン」(4日、丸善インテックアリーナ大阪)

 混合ダブルス決勝が行われた。昨夏の東京五輪銅メダルの渡辺勇大(25)、東野有紗(26)組=BIPROGY=が、世界ランキング1位のデチャポン・プアバラヌクロ、サプシリー・タエラッタナチャイ組(タイ)に1-2(21-16、21-23、18-21)で逆転負けを喫し、同種目で日本勢初の優勝とはならなかった。

 第1ゲームは、渡辺の鋭いジャンプショットなどで得点を重ねて先取した。しかし第2ゲームをジュースの末に競り負けると、勢いそのままに第3ゲームは劣勢に。終盤15-20から3連続得点で追い上げる見せ場は作ったが、届かなかった。

 東野は「最後の最後で固くなってしまった」。渡辺も「結果を残したくてやっている以上…。優勝の方が価値は高いと再確認できた」と悔しさをにじませた。

 それでも8月28日まで行われた世界選手権、今大会で2週連続の準優勝。決勝まで戦い抜き、渡辺は「ここまでこられたのは評価できる。評価してほしい。2位もすごいんだぞと。僕らもまぁまぁすごいと理解してほしい」と話した。

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