バスケ・馬場雄大 五輪後初代表に「スタイル変える」ホーバス監督がシュート意識厳命

 バスケットボール男子の日本代表が8日、オンラインで取材に応じた。東京五輪以来、1年ぶりの代表招集となった馬場雄大(26)は「代表でプレーすることが昨年の東京五輪以来で、ホーバス監督のバスケは初めてなのですごく楽しみ。スタイルもガラッと変わるので、自分がどういう形でチームにフィットできるか常に考えている」と語った。

 トム・ホーバス監督体制になってからは、チームとして積極的に3ポイントシュートを狙うことを重視している日本代表。指揮官は初招集の馬場について「彼はいい選手で、心配はしていない。フィジカルもあり、ディフェンスもトランジションも上手」と期待しつつ、攻撃面では課題を挙げ「今までの馬場は10回(シュート機会が)あったら7、8回ドライビングしているが、このチームでは(比率を)逆にしたい。空いてるんだったら打ってくださいと。考え方を変えた方がいい」と、7:3で3ポイントを打つよう厳命。馬場自身のキャリアを見据えた上でも「NBAに入りたいんだったら(課題は)同じ事で、3ポイントがうまくならないと入れない。この合宿はそこ(の強化)がメイン。彼がシューターのマインドセットにできるか、チェンジしている」と意識変革を促した。

 馬場も「今までとは違う、ガラッとプレースタイルを変えるイメージで、(自身も)積極的にシュートも狙っていきたい」と前向きに語った。自身は19年から3季海外でプレーし、昨年は米NBA下部Gリーグのレジェンズに参戦。さらに、7月にはNBAウォリアーズの本拠地サンフランシスコでのサマーリーグに参加するなど、NBA昇格を目指しているだけに、「3ポイントは海外でプレーするにあたっても必須。常に練習してきたし、あとはゲームで打つ機会を増やしたいと思っていたので、代表の機会はピッタリ。(意識を)ガラッと変えて、新しいスタイルを築いていけたら」とうなずいた。

 日本代表は今月、イランとの国際親善試合(13、14日・仙台)を行い、W杯アジア予選でイラン(25日・イラン)、カザフスタン(30日・沖縄)と対戦する。

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