正代 大関での初巡業に「大関で巡業に出たいなという気持ちもあった」

 大相撲の夏巡業が6日、千葉県船橋市で行われた。コロナ禍で中止されていた巡業が、5日から2年8カ月ぶりに再開。大関正代(時津風)は「大関で巡業に出たいなという気持ちもあったし、楽しみに思っていた」と、20年9月場所後に大関に昇進してから初めて参加する巡業への思いを語った。

 コロナ下の巡業のため、握手会などはできず、ファンとの触れ合いが制限される部分も。それでも、正代は「本場所よりも距離が近い。稽古だとか、いろいろ近くで力士を見ていただける。制限された中でも喜んでいただけるように精いっぱいできれば」と意欲。稽古についても「コロナの関係で力士同士の稽古がどうしても少なかった。だんだんそういう機会が増えたら、力士全体が向上すると思う」と効果を期待した。

 名古屋場所は3連敗スタートからどとうの逆襲で10勝5敗とし、かど番を脱出。この日はぶつかり稽古で高安と逸ノ城に胸を出すなどして、汗を流した。巡業中には申し合いに参加予定で「稽古に参加して、一番でも多く相撲とって、いろいろ来場所に向けたヒントでもつかめたら」とテーマを挙げた。

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