飛び込み・馬淵優佳 予選を3位で通過

 演技をする馬淵優佳(撮影・高石航平)
 演技する馬淵優佳(撮影・高石航平)
 演技をする馬淵優佳(撮影・高石航平)
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 「飛び込み・日本選手権」(5日、日環アリーナ栃木)

 女子3メートル板飛び込み予選が行われ、昨年12月に現役復帰した元世界選手権代表の馬淵優佳(27)=ミキハウス=が280・80の3位で決勝に駒を進めた。世界選手権銀メダルの三上紗也可(米子DC/日体大)は341・50点の1位、金戸凜(日大)は319・50点の2位で通過した。

 馬淵は1本目の技を決めて、流れをつかんだ。復帰前の現役時より難しい技の205B(後ろ宙返り2回転半えび型)、305B(前逆宙返り2回転半えび型)も難なく成功。7月に行われた関東選手権では合計154・05点と精彩を欠いたが、今大会で修正して見せた。

 結婚、出産を経て21年12月に電撃復帰。現在は栃木県を拠点に2児の母として育児と、週5日の練習を両立させる。パリ五輪出場を目標に置き、4年10カ月ぶりの公式戦となった6月の関西選手権では、1メートル板飛び込み、同3メートルで優勝して2冠を達成した。

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