東京SG中村亮土、首手術後は「すごく順調」 今夏、仏と善戦の代表復帰へ「追いつけるように」
NPO法人ヒーローズは4日、15周年記念大会となる小学生のラグビースクール全国大会「第15回ヒーローズカップ」についての会見を都内で行った。新たにバイスコミッショナーに就任したCTB中村亮土(31)=東京SG=が出席し、「仲間と苦難を乗り越えていくところを見たい」と小学生への期待を語った。
中村自身はリーグワン初年度でチームの準優勝に貢献。ただ、首のヘルニアに悩まされていたこともありシーズン終了後には手術を受けた。現在の状態については「すごく順調でリハビリしています」と問題なく回復しつつあることを明かした。
リーグワン2季目は今年12月に開幕予定。中村は「開幕は大丈夫」と間に合うことを強調し、「確定ではないですけど9月に入ってからフルのトレーニングができるようになる」と今後の見通しを話した。
手術の影響で今夏の日本代表活動は辞退し、外からチームを見守った。フランスとの2戦目では15-20で敗れたが1トライ差と善戦。中村は「フィジカルの強いフランス相手にあれだけのラグビーができるということはしっかり合宿をやって底力がついたんだろうなと思う。僕もまずはそこに追いつけるように頑張りたい」と代表への復帰も見据えた。