朝阪神6勝1敗の好成績「来場所は1番でも多く勝ちたい」タイガースの5割復帰も祈る

 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(24日、ドルフィンズアリーナ)

 大好きな阪神タイガースをしこ名にする西三段目84枚目の朝阪神(高砂)が須崎(大嶽)を押し出し、6勝1敗とした。立ち合いでしっかりと当たると、左のおっつけで攻めて一直線に土俵を割らせた。

 初場所で序二段優勝後は2場所連続で負け越し。そこから今場所は、三段目で初めて勝ち越して6勝を挙げた。「極端ですね」と苦笑しつつ「今年の目標は三段目定着。ケガをしないように、上に行けるなら行きたい。土俵際と差された時の対処を改善して、来場所は1番でも多く勝ちたい」と意気込みを新たにした。

 大阪府泉大津市出身。幼い頃からプロ野球・阪神の大ファンで、18年春場所で朝塩本から改名した。23日も快勝したタイガースは、最大16あった借金が1に。新加入のA・ロドリゲスに期待する朝阪神は「試合に出て活躍してほしい。今日勝って5割になってくれたらうれしいですね」とオールスター前の勝率5割復帰を祈っていた。

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