リーグワン横浜に新加入のデクラークが入団会見「将来の日本ラグビーのためにも」19年W杯V戦士

 入団会見後に握手するデクラークと沢木監督(右)=日産スタジアム
 指先でボールを回す横浜・デクラーク=日産スタジアム
 入団会見に出席した横浜・デクラーク(右)
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 ラグビー・リーグワン1部の横浜に新加入した南アフリカ代表SHファフ・デクラーク(30)が21日、横浜市内の日産スタジアムで入団会見を行った。「世界でもベストなチームと言われる存在になりたい。一丸となれば達成できると思っている。多く勝利して皆様が誇れるようなパフォーマンスをしたい。いろんないい影響を与えていきたい」と語った。

 デクラークは2019年W杯日本大会で南アフリカの優勝に貢献。準々決勝の日本戦ではトライも奪った。横浜が本拠地とする日産スタジアムでは決勝が行われ、デクラークにとっては思い出の地。「W杯で優勝したスタジアムに戻ってこられてうれしく思う。わくわくしている。これからこのチームでトロフィーを勝ち取っていきたい」と意気込んだ。

 これまではイングランド1部プレミアシップのセール・シャークスなどでプレー。南アフリカ代表では38キャップを積み上げてきた。リーグワンへの挑戦を決断した理由には同じ南アフリカ出身で横浜でチームメートとなるCTBジェシー・クリエルから「いい話を聞いていた」と生活環境の良さも決め手となった。プレー面でもデクラークは「リーグワンはわくわくするラグビーだと思う。ランがたくさんあったり、自分としてもものすごく楽しみにしている」と印象を語った。

 横浜はリーグワン初年度でプレーオフ進出争いに絡みながら最終的には10勝6敗で6位に終わった。来季こそ優勝争いをするためにもデクラークの力は必要となる。「日本のリーグはスタンダードが高くなっているし、日本人の若手も育ってきている。ラグビーの成長を非常に感じられるので、このリーグで力を発揮してチームに貢献したいし、将来の日本のラグビーのためにも頑張りたい」と力を込めた。

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