ラグビーリーグワン１部の東京ＳＧ（旧サントリー）は１１日、フランス１部のクレルモンを退団していたＦＢ松島幸太朗（２９）が加入すると発表した。

　サントリーには２０１３年から２０年まで７シーズン在籍していた。チームへの合流時期は未定だが、来季のリーグワンで３シーズンぶりの復帰を果たす。

　松島は日本代表として１９年Ｗ杯日本大会に出場し、２０年シーズン終了後にサントリーからフランス１部クレルモンに移籍。２２年シーズンは右肩の負傷により出場機会が限られノートライだった。「やりきった」と２年契約を満了し、日本復帰を決断していた。

　６、７月の日本代表活動には右肩負傷の影響もあり、休養のため不参加だった。

　クラブを通じ「慣れ親しんだ東京サンゴリアスに帰って来ることができ、とても嬉しく思います。クレルモンへ移籍する時は、僕が海外でチャレンジしたいという思いを受け入れて送り出してもらいました。このチャレンジはサンゴリアスの理解あってのもので、僕のステップアップには不可欠なものでした。来シーズンしっかりプレーで返したいと思います！もちろん優勝を目指して、僕の経験も最大限に活かしていきます」とコメントした。