ラグビー日本代表が逆転負け フランスからの歴史的勝利ならず 終盤に無念の“幻トライ”

 後半、TMOでノックオン、ノートライとなったテビタ・タタフのプレー(撮影・棚橋慶太)
 フランスに惜敗しがっかりする日本代表フィフティーン(撮影・棚橋慶太)
 前半、トライを決める山中亮平(右)=撮影・棚橋慶太
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 「ラグビー・リポビタンDチャレンジカップ、日本15-20フランス」(9日、国立競技場)

 日本代表(世界ランキング10位)がフランス代表(同3位)との第2戦を行い、15-20で歴史的勝利を逃した。

 前半9分に先制トライを許したが、その3分後にはキックカウンターから34歳のFB山中亮平(神戸)がトライを返した。5-7の同19分には2試合連続スタメンとなったSO李承信(神戸)がPGを決めて逆転。同終了間際には山中が自身2トライ目を奪ってリードを広げた。

 第1戦(豊田スタジアム)では13-13の同点で前半を終えながら後半に引き離され23-42で敗れた。第2戦は課題となる後半へ8点リードで突入した。

 同4分、20分にはPGを決められ15-13の2点差まで詰められた。追い上げを許す状況で同18分にフッカー堀江翔太、25分にはSO田村優のベテラン2人も投入され金星を狙った。同31分には逆転トライを奪われ15-20とされた。

 同25分には途中出場のテビタ・タタフ(東京SG)が同点トライを決めたと思われたが、テレビ・マッチ・オフィシャル(TMO)の結果ノックオン、幻となった。終了間際にも猛攻を見せたものの、後半は無得点で追いつくことはできなかった。

 また、日本代表の国立競技場でのテストマッチは2014年5月25日の香港戦以来で約8年ぶり。改修後の新国立では初となった。テストマッチ来場者数の公表を始めた2004年以降ではW杯を除くと国内代表戦で最多だった2018年ニュージーランド戦(味の素スタジアム)の4万3751人を更新する5万7011人の観衆が詰めかけた。

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