大相撲名古屋場所初日を翌日に控えた9日、会場となる名古屋市中区のドルフィンズアリーナで土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆らが15日間の安全を祈願した。新型コロナウイルスの感染対策で、一人横綱の照ノ富士ら力士は出席しなかった。
今場所は新型コロナ感染拡大後で初めて観客数(定員7448人)に制限を設けずに行われる。
照ノ富士は2場所連続8度目の優勝を狙い、大関陣では御嶽海と正代がかど番で臨む。元大関の朝乃山は新型コロナ対策ガイドライン違反による6場所出場停止処分が終わり、三段目で2日目から登場する。