玉井陸斗 決勝は「失敗する気がしなかった」史上初の銀メダル ご褒美は“ユニバ”

 飛び込みの日本代表選手団が5日、世界選手権(ブダペスト)を終えて成田空港に帰国した。男子高飛び込みで日本勢初の銀メダルを獲得した玉井陸斗(15)=JSS宝塚、女子シンクロ板飛び込みで初の銀メダルに輝いた三上紗也可(21)=日体大、金戸凜(18)=セントラルスポーツ=が取材に応じ、好成績を自信に2024年パリ五輪へ向けて金メダルを誓った。

 玉井は晴れやかな表情で空港に到着した。史上初の銀メダルに輝き「無事に帰って来られて安心。メダルは取れると思っていなかった。これからの自信になった」と喜んだ。

 快挙後は友人や関係者から、約100件のお祝いメッセージが届いたという。練習を共にする夏季五輪日本勢最多タイ6度出場の寺内健(ミキハウス)からも「おめでとう、演技が落ち着いてきたな」と称賛され、玉井は「憧れの選手が喜んでくれて本当にうれしい」と語った。

 初の世界選手権。予選、準決勝をそれぞれ3位で通過すると、決勝では「失敗する気がしなかった」と3本目の大技109C(前宙返り4回転半抱え型)で自己最高の99・90点マークした。

 今後は8月の日本選手権、インターハイに出場する予定。試合のご褒美には「ユニバ(ーサル・スタジオ・ジャパン)に行きたい。ジェットコースターに乗りたい」と笑顔を見せた。高飛び込みと板飛び込みの“二刀流”の挑戦を掲げるパリ五輪へ「さらに上の順位を、次は金メダルを目指したい」と宣言した。

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