馬淵優佳 ショック28位 高難度技連続不発 8月日本選手権でリベンジだ

 馬淵優佳の1本目(撮影・金田祐二)
 馬淵優佳の2本目(撮影・金田祐二)
2枚

 「飛び込み・関東選手権」(3日、山新スイミングアリーナ)

 女子3メートル板飛び込み決勝は、競泳の瀬戸大也の妻で、昨年12月に現役復帰した元世界選手権代表の馬淵優佳(27)=ミキハウス=が154・05点で35人中28位だった。2024年パリ五輪を見据え、6月26日まで行われた関西選手権と同様に、技の難度を上げて臨んだ大会だったが、精彩を欠いた。試合後は取材に応じなかった。

 連戦の疲れの影響か。それとも世界選手権(ブダペスト)に派遣されている松本行夫コーチ不在の影響か。馬淵は本来の動きを発揮できなかった。1本目は54・00点でまとめたが、パリ五輪を見据えて挑戦した2本目の「5152B(前宙返り2回転半1回ひねりえび型)」では、踏切が乱れて大きく水しぶきを上げた。

 3本目の「405C(後ろ踏切前宙返り2回転半抱え型)」でも、さらにアクシデントが襲う。回転中に手が滑り、回転不足で入水。0点こそ免れたが、点数は4・05。その後も立て直すことはできず、復帰後ワーストの154・05点に沈んだ。試合後はショックからか取材に応じず、会場を後にした。

 結婚、出産を経て、昨年12月に電撃復帰。現在は栃木県を拠点に2児の母として育児と、週5日の練習を両立させる。パリ五輪出場を目標に置き、4年10カ月ぶりの公式戦となった関西選手権(6月24~26日)では1メートル板飛び込み、同3メートルで優勝して2冠。復帰前の現役時より難しい技も成功させ、順調のように思えたが、復帰3戦目で課題が見えた大会となった。

 ただ、馬淵はすでに日本選手権(8月5~7日、栃木・日環アリーナ)の参加標準記録を突破し、出場権を獲得済み。同大会は2023年4~5月に予定されている日本代表選考会につながるため、五輪を目指す馬淵にとって重要な大会となる。残り1カ月。技に磨きをかけ、リベンジを果たすしかない。

 ◆馬淵優佳(まぶち・ゆか)1995年2月5日、兵庫県宝塚市出身。3歳から飛び込み競技を始め、09年東アジア大会(香港)の女子3メートル板飛び込みで銅メダルを獲得。11年世界選手権(上海)日本代表。17年5月に競泳の瀬戸大也と結婚し、同年8月に現役を引退。18年に第1子、20年に第2子を出産した。ドラマ出演や解説者など多岐にわたり活躍するも、21年12月に電撃復帰。父は五輪6度出場の寺内健や、東京五輪代表の玉井陸斗を育てた崇英氏。立命大卒。

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