フェンシング合宿問題 武井壮会長“レジャー否定「遊びたい選手いない」助成金申請は見送り

 日本フェンシング協会の武井壮会長(49)が2日、都内で開いた理事会後に取材に応じ、6月に沖縄県で行われた男女エペ日本代表合宿で連日レジャーに興じていたと週刊誌に報じられたことについて約1時間にわたり説明した。参加者にヒアリングした結果、当初から長期遠征後のリフレッシュも兼ねた合宿だったといい「世間(の感覚)とはギャップがあると認識しているが、アスリートとして(この合宿は)必要なものだったと考えている」と理解を示した。

 週刊誌には選手らがバナナボートなどに興じる様子などが報じられたが、選手の多くは4月末から長期遠征を続けていたため、今月15日開幕の世界選手権(エジプト)に向けて療養と強化を兼ねていた。「ハードなトレーニングだけが練習ではない。適切な休養も必要。世界選手権前に遊びたい選手はいない」と強調した。

 ただ、一部コーチらの家族が一緒に宿泊していたことは「不適切だった」と認め、日本オリンピック委員会(JOC)などに対する助成金約200万円の申請は見送る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス