大相撲・王鵬 埼玉栄高OB軍団で出稽古 「高校生の時に比べたら力がついている」
「大相撲名古屋場所」(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)
大相撲の幕内王鵬(22)=大嶽=が16日、千葉県松戸市の佐渡ケ獄部屋に出稽古に訪れた。埼玉栄高の同級生・琴勝峰、同校の2年先輩の琴ノ若らと17番とって7勝10敗。さらに同じく出稽古に来ていた新十両の豪ノ山(武隈)も同校の1年先輩とあって「高校生の時に比べたらやはり力がついているなと。向こうも力がついていると思うので、稽古できるようになっているということは(自分に)力がついていると思う」と成長を実感した。
再入幕だった夏場所は6勝9敗と負け越し。琴勝峰、琴恵光に敗れた。初場所では琴ノ若にも敗れており「こんなに負けている人が3人もいる部屋なんてめったにない」と出稽古の理由を説明。「前に圧力かけて、みなさんをうならせるような相撲を取れたら」と持ち味を磨いて巻き返しを図る。