泉谷駿介が2連覇!2位村竹ラシッドとともに世陸代表に内定 男子110M障害

 男子110メートル障害決勝を制した泉谷駿介(撮影・北村雅宏)
 男子110メートル障害決勝で2着の村竹ラシッド(撮影・北村雅宏)
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 「陸上・日本選手権」(12日、ヤンマースタジアム長居)

 男子110メートル障害決勝が行われ、東京五輪代表の泉谷駿介(住友電工)が13秒21(向かい風1・2メートル)で2連覇を達成した。村竹ラシッド(順大)が13秒31で2位。ともに参加標準記録を突破しており、今夏の世界選手権(7月・米オレゴン州)代表に内定した。

 力強く抜け出し、優勝した泉谷は「嬉しい気持ちと1位で内定して安心した気持ち。不安はあったが、吹っ切れるのが自分の強み。怖がらずに突っ込んでいけるのが、いいところ」と、納得の表情。東京五輪は準決勝で敗退。「0秒01、2は大きな差があると受け入れて練習してきた。この調子を維持して、もう1、2段階キレと出力を上げられると思う」と、世界の舞台を見据えた。

 今大会で参加標準を突破し、内定まで得た村竹は「夢中であまり覚えてないけど、ベストに近いタイムで走れたのでよかった。世界選手権まで1カ月あるので、レベルアップして決勝に残りたい」と、力を込めた。

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